天文・宇宙

2010年11月17日 (水)

小惑星探査機「はやぶさ」の凄い土産

「はやぶさ」の微粒子はイトカワ由来と判明
【2010年11月16日 JAXA】

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセル内の微粒子に小惑星イトカワ由来のものが含まれていると発表した。小惑星からのサンプル採集成功は世界初となる。

地球外物質発見、やりましたね!
関係者の方々、おめでとうございました。

小惑星探査機「はやぶさ」もそうですけど、
探査対象であり、機体が着陸した最小の天体である小惑星「ITOKAWA」も
日本の名前ですもんね。
太陽系の起源に近づくことができるかもしれないこの大発見に
日本が大きく貢献してることがやっぱり嬉しいです。

この「はやぶさ」から発見された微粒子はA室と言われる部屋から
見つかったもので、まだ開けられてないB室が残ってるとか。
大発見がまだまだあるかもしれないので、さらにワクワクですね。

テレビで専門家の人がやってましたけど、
将来的には地球外から物資を捕ってこれるかもしれないし、
話題のレアアースも地球外から捕れるかも…というようなことを
言ってましたね。
地球外を想定するなら、期待は無限大。

宇宙開発は夢を追いかけてるだけじゃなく、
僕はやっぱり大切な事業だと思いますねぇ。

(リンク)「はやぶさ」の微粒子はイトカワ由来と判明

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2010年10月30日 (土)

生命体の存在に期待ですね。

地球サイズの惑星は多数=銀河系恒星の4分の1に存在か―日米チーム
時事通信 10月29日(金)3時4分配信

 地球サイズの惑星は従来の予想よりはるかに多く、銀河系(天の川銀河)の恒星が円盤状に集まっている部分では、恒星の約4分の1に地球程度の質量の惑星があるとみられることが分かった。東京工業大の井田茂教授ら日米研究チームが、米ハワイ島にあるケック望遠鏡で5年間観測した成果で、29日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 井田教授は「太陽系外の惑星は科学者の想像を超えたペースで数多く見つかっている」と話しており、生命が存在する惑星が見つかる可能性も高まったと考えられる。
 研究チームは、地球から80光年以内と、近い距離にある太陽ぐらいの恒星166個を観測した。恒星から近い距離を、質量がある程度大きい(重い)惑星が公転していると、恒星が重力の影響を受けて揺らぐため、惑星の存在が推定できる。この方法により、22個の恒星では、地球より3倍以上重い惑星が計33個、1周50日以内の近い軌道で公転していることが分かった。
 それより遠い軌道を公転していたり、小さかったりする惑星は、観測ではとらえられない。しかし、このデータに基づくと、恒星の23%に、地球の質量の半分から2倍の惑星が存在する計算になるという。
 ケック望遠鏡は国立天文台のすばる望遠鏡の近くにあり、2019年には次世代の超大型望遠鏡「TMT」(直径30メートル)を国際協力で完成させる計画が検討されている。TMTなら、惑星の大気に生命の存在を示す酸素や有機物が含まれているかどうかが分かるという。

絶対に生命体は存在するでしょ。
どんな生命体が存在するのか乏しい想像力ではなかなか思いつきませんが、
近い将来に地球外生物の存在のニュースが聞けることに期待してます。

しかし、直径30mの望遠鏡ですか。。。すごいな。。
何光年先まで見れるようになるんでしょうね。
2019年にこの望遠鏡が完成したら、興味深い発見がどんどん耳にすることに
なりそうですね。楽しみです。

ついこの前、131億光年先の銀河が確認されたって記事が出てました。
131億光年先ですよ! 想像つかんから眩暈しそうです。

天文はやっぱりワクワクしますね。

(参考)http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~iwamuro/LECTURE/OBS/elt.html

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2010年10月28日 (木)

131億光年かなたの銀河!

大型望遠鏡VLTが131億光年かなたの銀河を確認
【2010年10月27日 ESO】
ヨーロッパ南天天文台(ESO)の大型望遠鏡(VLT)による観測で、はるかかなたに存在する銀河「UDFy-38135539」までの距離が明らかになり、これまでに分光観測によって距離が計測された中ではもっとも遠い131億光年かなた、つまり宇宙がたった6億歳程度だったころの銀河であることがわかった。

131歳の人の6歳だった頃の写真がたまたま見つかったようなイメージで良いか?

単なる天文ファンに過ぎないので、この確認が天文学者やマニアにとって
どれくらい興奮する発見なのかは想像つきませんけど、
どんな発見にしろ、毎回想像を超えた数値を見せてくれるので楽しいですね。

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2010年10月 2日 (土)

20光年先に地球似の惑星

第2の地球?20光年先に最も似た惑星
読売新聞 9月30日(木)11時21分配信

 生命の生存に適した条件を備えていると考えられる。米カリフォルニア大などの天文学者が29日、専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル」に発表した。

 この惑星は、地球から20光年の距離にある小さな恒星「グリーズ581」の周りを公転している。恒星のわずかなふらつきをハワイの望遠鏡で11年間観測し、惑星の存在を割り出した。
 この恒星系には惑星は少なくとも6個あるが、新たに見つかった惑星は恒星との距離がちょうどよく、水が液体の状態で存在していると推測される。片面だけが常に恒星の方を向いており、気温は70度~零下30度の間という。地球の3倍の質量で、重力も適当なため大気も保たれていると考えられ、これまでに見つかった約500の系外惑星の中で、最も生物の生存に適している。

なんかこうワクワクしますね、こんなニュースは。
生物が存在してることを期待してます。
水があるなら絶対に生物があるはず!

けど、片面だけ常に恒星の方を向いてるのか。。
常に昼間の面は気温70度、常に夜の面の気温は零下30度。
過酷な条件ですね。

それはそうと地球から20光年ですか。
ヤマトがあれば小ワープ数回で着きますよ!!

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2010年9月22日 (水)

草食系ブラックホール

ブラックホール 「草食系」登場 ガスを少しずつ吸収
毎日新聞 9月22日(水)11時56分配信

 あらゆる物質をのみ込むブラックホールの中で、吸い込むスピードが極端に遅いタイプが存在することを、理化学研究所などの研究グループが初めて確認した。ブラックホールは周囲の天体のガスを吸収する際に光るが、数日~10日間で吸収と光がピークに達する通常のブラックホールを「肉食系」とすれば、こちらは3カ月かけてゆっくり吸収する、食の細い「草食系」だ。金沢市で22日始まった日本天文学会で同日午後、発表する。

 ブラックホールは太陽の3倍以上の質量を持つ恒星が爆発後、重力崩壊を起こし、中心部に収縮したもの。強力な重力で光までのみ込む。単体での観測は困難だが、複数の恒星からなる「連星系」の中で生まれた場合、周囲の天体のガスを吸い込む際に生じる爆発現象「アウトバースト」の光が観測できる。
 研究グループは昨年10月、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に設置したX線監視装置を使い、いて(射手)座にアウトバーストを確認。継続観測し、ブラックホールの存在が分かった。ゆっくり明るさが増し、変化のない時期を2回経て、最高光度に到達したのは今年1月だった。
 光度が段階的に変化する原因などは不明。ガスを吸収し光が増すペースが従来のものより遅く、同研究所の三原建弘先任研究員は「従来の理論で説明できない新種。こんなマイペースなブラックホールは初めて」と話している。

従来の理論で説明できないブラックホール。。

新種の発見はそこからたくさんの発見が生まれますから、
またまた楽しみです。

やっぱり宇宙は不思議で神秘的ですね。
何歳になっても宇宙にはワクワクさせられます。

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2010年8月24日 (火)

アマ天文家が木星の発光現象を撮影

木星での発光現象、撮影=小惑星など衝突か―熊本のアマ天文家
8月21日23時44分配信 時事通信

 木星に小惑星などの小天体が衝突した際に生じたとみられる発光現象を熊本市内のアマチュア天文家立川正之さん(52)が21日、観測し、撮影に成功した。木星への小天体衝突は1994年の「シューメーカー・レビー第9彗星(すいせい)」などの例があるが、衝突の瞬間が観測された例は極めて少ないという。
 立川さんによると、発光現象が起きたのは21日午前3時22分ごろ。木星の赤道よりやや北側で光の点が生じ、約1.7秒間で消滅した。
 立川さんから報告を受けた国立天文台の渡部潤一教授は「おそらく、小惑星や彗星などが衝突したものと思われるが、直接観測された例は極めて少なく、珍しい」と話している。
 立川さんは、木星のしま模様の観察を長年続けており、この日も木星の撮影をしていたが、「まさかこんな現象が見られるとは思わなかった」と話している。 

撮影成功、おめでとうございます!
極めて少なく珍しい、しかも、わずか1.7秒の現象。
長年の観察の賜物ですね。
どれほどの感動なんでしょうね。

1.7秒。。この時間って衝突する天体の大きさや衝突速度によって
変わるんでしょうけど、どんなもんなんでしょう。

AstroArts

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2010年5月19日 (水)

木星のしま1本消滅

珍!木星のしま1本消滅…原因不明
5月19日12時23分配信 読売新聞

 木星を彩るしま模様の1本が完全に消えてしまったことがわかった。
 20年に1度程度しか起きない珍しい現象とあって、天文ファンらの関心を集めている。
 木星の表面を望遠鏡で眺めると、赤道近くを南北平行に走る2本の濃い色のしま模様と、巨大な赤い斑点が目立つ。5月に入ってから、南半球のしま模様が完全に消え、赤い巨大な斑点だけがぽつんと取り残されて見えるようになった。
 国立天文台によると、しま模様は、木星上空を覆う雲の成分の違いで現れると考えられているが、南のしま模様だけが消えた原因は不明という。
 しま模様が消える現象は、1970年代と90年代にも観測されたことがある。

やっぱり天文は不思議だらけで面白い。
将来、宇宙開発が進んで各天体がもっと身近なものになったら、
いろいろと解明されていくんでしょうね。
でも、天文はやっぱり不思議だらけなのが良い。

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2010年2月13日 (土)

冥王星が徐々にわかってきますね。

ハッブル望遠鏡が冥王星の最新画像をゲットしたみたいですね。
更に近々ニューホライズンズ(太陽系外縁天体探査機)からの映像も
見れるみたいなのですっごい楽しみ。
未知なる "さいはての星" がどんどんわかってくるんですね。楽しみ!!

冥王星と言えば 『銀河鉄道999』。
機械の体を手に入れた人たちが、その "抜け殻" である元の生身の体を
埋葬(氷葬)する墓が舞台になってた星ですね。
"限りある命" の生身の体を捨てて、念願だった "永遠の命" の機械の体を
手に入れたにも関わらず、後悔し続けてる可哀相なシャドウが登場する話。
当時、僕は小学生でしたけど、この話は印象に残りました。

冥王星が惑星から準惑星(矮惑星)に変更されたのが2008年。
999放送時はもちろん惑星。
なんだか冥王星が自分とは関係ないところで
惑星だの惑星じゃないだの言われてるのがちょっと可哀相に思いました。

ついでなんですが、999の話でちょっと脱線。
僕はつい最近まで 「化石化ガス雲」 のことを 「化石化ガスーン」 だと
思ってました。^^v
冥王星とはこれっぽっちも関係ありませんが。。。

◆AstroArts◆: http://www.astroarts.co.jp/news/2010/02/12pluto/index-j.shtml

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2010年2月 9日 (火)

遠くのブラックホール発見!

これまでで一番遠いブラックホールが発見されたそうですね。
しかも、巨星との連星だとか。
なんか不思議過ぎでもうたまらなく面白いですね。

しかもしかも、この連星と成してる巨星が超新星爆発間近らしいです。
超新星爆発後はブラックホール同士の連星になるってんですから
もうたまげるくらいに面白いですね。

色々考え出すと、大きな 「?」マークが頭の上に浮かんできますね。
宇宙ってほんと不思議だらけで楽しいです。

◆AstroArts◆: http://www.astroarts.co.jp/news/2010/02/08blackhole/index-j.shtml

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2010年1月30日 (土)

火星が近い?

火星が28日に最接近、観察に最適
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト1月26日(火) 15時15分配信 / 海外 - 海外総合

 火星はいま徐々に地球に近づいており、その姿も大きさを増している。今回のように火星の観測に適した機会が次に訪れるのは2014年だ。

 ここ数ヶ月間、火星は夜になると東の空に昇り、赤い恒星のように見えている。1月27日には地球から9800万キロ圏内を通過する。望遠鏡があれば火星の地表を十分観測できる距離である。
 カナダのブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーにあるH.R.マクミラン宇宙センターの天体観測スタッフであるラミンダー・シン(Raminder Singh)氏は次のように話す。「口径15センチほどの小型望遠鏡でも、氷冠など火星の地表の様子が見える。双眼鏡でも、恒星は光の点にしか見えないが火星なら円盤状に見える」。
 また、1月29日に火星は衝(しょう)の位置に入り、ちょうど太陽が西に沈むころに火星が東の空から昇るため、火星を一晩中見ることができる。「衝になると、火星は地球から見て太陽と正反対の位置に来る。太陽系を上から見ると、太陽と地球と火星が一直線上に並ぶことになる」。衝の夜には火星は満月のすぐそばに見え、寄り添いながら夜空を横切る姿がこの天体ショーに華を添える。

 火星と地球の軌道は真円でなく長めの楕円であるため、火星と地球の軌道の間隔は一定ではない。また、公転周期の違いから火星はほぼ2年ごとに地球に接近する。
 2003年8月、火星はこの6万年間で最も地球に接近し、地球からわずか5600万キロの距離を通過した。天文ファンには見ごたえのある宇宙ショーだったが、「火星が満月と同じ大きさに見える」という悪ふざけメールも飛び交ったようだ。
 今年の接近はそこまで地球に近づく大接近ではないが、それでも今回の小接近飛には、火星を肉眼でも簡単に見つけられるという特徴があるとシン氏は指摘する。「夜空を見上げると、月とシリウスの次に火星が明るく見える。ただ空を眺めるだけで済むのだから、是非外に出て見て欲しい」。

昨日夜中2時ごろに夜空を見上げてきました。

火星はすぐにわかりましたね。明るくて。
月のわりと近所にありました。
主張してましたね。

星空を眺めるのはやっぱり良いもんですね。
ただボ~っと眺めるのも良いけど、お目当てがあって眺めるのも良い感じです。

天文イベントのときは尚更、田舎に住んでる幸せを感じます。

【AstroArts】 http://www.astroarts.co.jp/special/2010mars/index-j.shtml

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