生物関連

2009年7月18日 (土)

南北メダカは大昔に分岐

南北メダカの分岐、1800万年前=ヒトとチンパンジーより古く-東大など
7月14日4時56分配信 時事通信

 日本のメダカは南北で違う系統が生息しているが、東京大海洋研究所と千葉県立中央博物館などの研究チームは14日までに、南北のメダカが共通の祖先から枝分かれしたのが約1800万年前であることを、遺伝子の解析で突き止めた。これは、約500万年前とされるヒトとチンパンジーの分岐よりはるかに古く、進化の速度が種によって大きく異なることを示す発見だという。
 日本に住むメダカには、青森県から日本海に沿い、兵庫県まで続く地域に住む北日本系と、青森県南部以南の南日本系の2種が存在。外見上大きな差はなく交雑も可能で、これまでは約400万年前に分岐したと考えられていた。
 海洋研の馬渕浩司助教らは、南北のメダカからDNAを抽出し、魚類の化石資料などの情報も使い、従来より精度の高い方法で南北のメダカが枝分かれした時期を特定。その結果、約1800万年前に分岐したことが分かった。
 この時期は、アジア大陸から日本列島の南半分と北半分がそれぞれ別々に分離した時期に当たるといい、メダカの遺伝的な違いが、日本の地質学的な成立過程に関連する可能性もあるという。 

そうなんや。
僕は北日本と南日本でメダカが違うってことも知らんかったよ。。。

 姿が似てるからといって、北日本のメダカを南日本に放流すると
 いったことは遺伝子の交雑につながるので絶対に避けるべきだ。

と、研究者が言ってる。

"避けるべき" って言い方じゃなくて、
こういうことはもっと強く言って欲しい…って思う。

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2009年7月 9日 (木)

セミの鳴き声聞かんなぁ

もう7月やけど、今年はまだほとんどセミの鳴き声を聞いてない。

僕の自宅のベランダからは山がすぐそこに見えるし、
毎年だと今の時期にはもうセミの声は聞いてると思うんやけど。。。

セミの多い少ないには周期があるらしいけど、
今年は少ない年なんかな。

セミの鳴き声を聞くと余計に暑く思えたりするけど、
全然鳴いてくれないとこれがまた物足りない。。
セミって夏の風物詩やもんね。

関係ないけど、うちの田舎ではセミの幼虫のことを "ムクムク" と呼ぶ。

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2009年6月30日 (火)

幸せの黄色いナマズ…かな

<黄色いナマズ>遺伝子変化? かごしま水族館で展示、来館者「すごくきれい」
6月29日15時41分配信 毎日新聞

 鹿児島市本港新町のかごしま水族館で、体長約40センチの黄色いナマズが展示され、岩陰に潜む様子が来館者の目を引いている。

 ナマズは北海道南部から九州南部にかけて生息。通常は周囲に溶け込みやすい黒褐色をしているが、まれに遺伝子の変化で黄色や白色のものが発見されるという。

 同館のナマズは伊佐市大口平出水の寺宇都(てらうと)川で捕獲され同館に引き取られた。同館によると今後、水質などの環境によっては本来の黒褐色に戻ってしまうこともあるという。

 鹿児島市郡元1、中郡小3年の坂之上諒真君(8)は「黒いナマズはよく見るけど黄色いのは初めて。すごくきれい」と話した。

綺麗なんや。。見てみたいな。

ナマズって愛嬌のある顔してるんよなぁ。

先日、田舎に帰ったとき、ほのかと橋の上から川をみてたら、
50cmくらいのナマズを見つけた。
まだこんなナマズがこの川にあるんやなぁ。。って嬉しくなった。
色は黒色の通常ナマズやけど、もう何年も大きなナマズを
田舎の川で見てなかったから。

僕らが小さい頃はよく見かけた大きな魚やエビなど、
一時はまったく見かけなかったんやけど、
ここ数年でまた見かけるようになってきた。

ほんま嬉しいわ。

毎年、盆には甥っ子達が帰ってくる。
近くの川に連れて行って泳いだりエビ捕まえたりするんやけど、
川の生き物がこの子らにも色んなことを教えてくれる。

やっぱり自然は守っていかんとあかん。

…記事内容から脱線してしまった。。

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2009年6月17日 (水)

新種サンショウウオ

E.T.そっくり?エクアドルで新種サンショウウオ発見
6月16日10時50分配信 読売新聞

 エクアドル南東部の山岳地帯で、しゃもじのような変わった頭部を持つサンショウウオなど新種とみられる動物12種を見つけたと、米国や日本に拠点を置く国際環境保護団体コンサベーション・インターナショナル(CI)が16日、発表した。

 CIは今年4月、地元の大学などとともに、ペルー国境近くのアンデス山脈を調査。サンショウウオを含む4種の両生類、1種の爬虫(はちゅう)類、7種の昆虫を発見した。

 新種とみられるサンショウウオは、小さな体に不釣り合いな幅の広い頭部と左右の大きな目が特徴。CIは「映画『E.T.』に登場した宇宙人に似ている」としている。

今の時代にあって、陸上でまだ新種が発見されることが嬉しいなぁ。

発見されてなかったってことは、少なくとも近代はこの地域に
人間は入ってなかったってことやね。
だったら、これらの生物のためにそっとしておいて欲しいな。
人間が少しでも入ると生態系が乱れる可能性があるから。。。

今回の発見意外にもまだまだ地球上には発見されていない種があるよね、きっと。

絶滅する種が増えていってる中で、新種がまだいたこと、まだまだいると
思わせてくれるこのニュースは本当に嬉しいなぁ。

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2009年6月 6日 (土)

白山にライチョウ

白山で70年ぶりにライチョウ確認=乗鞍岳などから移動の可能性も
6月5日20時49分配信 時事通信

 石川、岐阜県などにまたがる白山(2702メートル)で、約70年ぶりにライチョウが確認されたことが5日分かった。環境省中部地方環境事務所によると、現在、国内でライチョウの生息が確認されている地域は、南アルプスをはじめ乗鞍岳、北アルプス、御嶽山の4カ所にとどまる。白山では過去に未確認の目撃情報はあったものの、昭和初期の1930年代半ば以降、生息は確認されていなかった。
 今月1日、石川県白山自然保護センターに、一般の登山者から白山でライチョウらしき鳥を発見したとの連絡が寄せられ、同センター職員が翌2日に現地調査したところ、ライチョウの雌1羽を確認、環境省に報告した。
 これまでの研究から、白山ではライチョウが絶滅したとされており、同事務所では「今回確認したライチョウは乗鞍岳などから移動してきた可能性はある。発見した場合は脅さずに、遠くから静かに見守ってほしい」としている。 

今のまま温暖化が進むのは間違いないやろし、
山に住む野生のシカなどが食べる植物がどんどん減ってきてることもある。

去年かな、『宇宙船地球号』 って番組でやってた。

今まではライチョウのいる山頂付近は安住の地だったけど、
エサを求めてシカがどんどん山頂に近づいてるらしい。
シカも生きるためにそうせざるを得んもんな。。

なんとか保護する方法ってないんかな。。

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2009年5月22日 (金)

スズメバチの出てくる時期やね…

傘立ての傘にスズメバチが巣作り…宇都宮の民家
5月22日9時27分配信 読売新聞

 スズメバチの巣作りが始まるこの時期、宇都宮市石井町、渡部敏彦さん(68)方では、玄関先の傘立ての中にキイロスズメバチが巣を作っているのが見つかった。

 傘立ては直径約30センチ、高さ約60センチの円筒形。今月10日、妻の久恵さん(65)が、傘立てにハチが入っていくのを見かけ、傘を抜いたところ、こぶし大の巣が傘にくっついていた。「取り出した瞬間、傘を放り出した。本当に驚いた」という。

 巣には女王蜂とみられる成虫が1匹、幼虫が10匹ほどおり、殺虫剤を巣に吹きかけて駆除した。

 スズメバチの生態に詳しい玉川大農学部の小野正人教授(昆虫行動生態学)によると、キイロスズメバチは5月初旬頃から、女王蜂が1匹で巣を作り始める。廃タイヤの裏側など、人目に付きにくい場所に作るが、小野教授は「傘立ての中に巣を作ったのは見たことがない」と話している。

傘立ての中か…
傘を出してスズメバチの巣がくっついてたら腰抜けるなぁ。

僕の実家も山に囲まれた田舎やから、スズメバチは全然珍しくないけど、
怖いもんは怖い。
あの低音の羽音、背後で聞こえたら本当に怖い。

実家の周りをウロウロ飛んでるスズメバチもこの時期結構多いから
見つけたら虫取り網で捕まえて、殺虫剤吹きかける。
巣を作られるのが一番怖いから、その前に駆除してる。
殺虫剤を吹きかけると地面で狂ったように動き回るけど、
そのときお腹から出してる針を見るとゾッとする。
1cmはあるもんなぁ。

この前も農作業の手伝いで山に入ったけど、こんなスズメバチや
マムシなんかも出てくる時期やから注意せんとあかんなぁ。。
親にも気をつけてもらわねば。。

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