研究・技術

2010年8月27日 (金)

コラーゲンの人工角膜

移植後2年で視力改善=コラーゲンの人工角膜―加オタワ大
8月27日8時43分配信 時事通信

 本物の角膜と同様にコラーゲンを主体とする人工角膜を生合成し、患者10人のそれぞれ片目に移植したところ、2年後に6人で視力の改善がみられた。カナダ・オタワ大のメイ・グリフィス教授らが27日までに米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。
 この6人の視力は、コンタクトレンズを装着すれば、アイバンクに提供された死後の角膜を移植した場合と同程度。拒絶反応はなく、周囲の組織から神経が伸びて触ると感じるほか、涙によって酸素が供給される機能も再生したという。
 この臨床試験はまだ初期段階だが、アイバンクは世界的に角膜提供者が不足しており、実用化が期待される。 

すごいなぁ~
マヌケな感想ですけど、本当にすごい技術ですね。
新しい技術がどんどん開発されますね。
研究を重ねる方々の努力、本当に尊敬します。

実用化されることで多くの人に希望を与える技術なので
是非とも実用化に期待します。

全盲の人にも光を…
無責任にもそんな期待をしてしまいますね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年8月 5日 (水)

歯が完全再生できる!?

歯の完全再生、マウスで成功=食物かめる硬さ-「臓器置換」実現へ・東京理科大など
8月4日6時4分配信 時事通信

 食物をかめる硬さで、痛みなどの感覚もあるほぼ完全な歯をマウスで再生させることに、東京理科大と東北大、東京医科歯科大の研究チームが3日までに世界で初めて成功した。将来、「人工多能性幹(iPS)細胞」などの幹細胞を歯のもとに変え、失った歯の跡に移植して再生させられれば、入れ歯不要の生活が実現すると期待される。
 この成果は、東京理科大の辻孝教授らが2007年2月に発表した「器官原基法」の応用。細胞を試験管内で培養し、立体的で機能する臓器の形成を目指す技術で、臓器置換再生医療の実現に一歩前進した。次は毛髪の再生にも取り組む。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。 

ものすごい技術やねぇ。。。生物の神秘もあるけど。

これは近い将来実用化されそうやね。

やっぱり21世紀はものすごい!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月30日 (木)

"宇宙" と聞くとワクワクするね!

初の「宇宙エレベーター技術競技会」、8月に千葉で
7月30日10時35分配信 ITmedia News

 宇宙エレベーター協会は、地上と宇宙をつなぐ「宇宙エレベーター」実現に向け、昇降装置の技術を競う「第1回 宇宙エレベーター技術競技会」を、8月に千葉県内で開く。大学のチームなどが8チームが参加する。

 宇宙エレベーターとは、地上から約3万6000キロ上空の静止軌道までのばしたケーブルを使い、人や物質を運ぶエレベーター型の装置のこと。宇宙に行くための安全・低コストな輸送手段として期待されているが、実現には課題も多い。

 競技会は、8月8日と9日に日本大学二和校地(船橋市)で開催。上空150メートルまで浮上させたヘリウムバルーンから幅5センチのベルトを下げ、「クライマー」と呼ばれる昇降装置でベルトを昇る速度を競う。

 ベルトは、静止軌道と地球を結ぶベルト状のワイヤー「テザー」を模しており、参加者はテザーを自力で昇降するクライマー(1メートル四方の箱に入るサイズで重量は10キロ以下、バッテリーは12ボルト)を開発。クライマーにはデータ記録用の計測器やカメラを搭載し、性能も評価する。

 日本大学理工学部から2チーム、神奈川大学工学部から2チーム、名古屋大学工学部や静岡大学工学部、ミュンヘン工科大学(ドイツ)、個人参加の「チーム奥澤」の8チームが参加する予定。

 同様の競技会は、米航空宇宙局(NASA)支援のもと米国では2005年から開催されているが、米国外では初。日本で競技会を開くことで「宇宙エレベーター開発技術のスタンダードを模索したい」としている。

ドラゴンボールの 『カリン塔』 みたいになるんか???

質問いっぱいあるんやけど。。。

約3万6000キロ上空までの建築物、倒壊しないためにはどのくらいの
直径?にしないといけないんやろ?
終点までにかかる時間ってどれくらいかかるん?
地震雷きても大丈夫なんか?
メンテナンスってどうするねん?

 人間が造るものほど信用できないものはない。

というのが僕の考えなんやけど、
完成しても何をもって運用可能と判断するんやろね。。

テロに狙われないかも心配だ。

でも、こんなSFの世界のものが、現実的になろうとしてるのって
やっぱり凄いし、ものすごく興味ある。
世界が団結して進めて欲しいな。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年5月12日 (火)

唾液に育毛効果?

<シアル酸>唾液成分に発毛効果 「牛に頭なめさせると…」ドイツの言い伝えに着目
5月11日12時4分配信 毎日新聞

 薄毛で悩む人に朗報?--名古屋市立大大学院の岡嶋研二教授(55)=展開医科学専攻=と原田直明准教授(41)=同=が、唾液(だえき)に含まれる糖の一種「シアル酸」に育毛効果があることを発見した。美肌効果も確認しており、育毛剤や美容液などの開発に応用が期待されるという。マウスを使った実験成果を3月の日本農芸化学会で発表した。

 岡嶋教授らはこれまでにトウガラシの辛み成分、カプサイシンが知覚神経を刺激、毛の成長を促進するたんぱく質「インスリン様成長因子1(IGF-1)」を増やす仕組みを解明している。

 他にもIGF-1を増やす物質はないかと考え「牛に頭をなめさせると毛が生える」というドイツの言い伝えに着目。唾液中のシアル酸にも神経刺激作用があることから、育毛効果があると考えた。

 実験はマウス10匹の背中の毛をそり5匹には普通の餌を、別の5匹にシアル酸を経口投与。4週間後、普通の餌を与えたグループはまだ背中の地肌が見えたが、シアル酸を投与したマウスは毛がほとんど元通りだった。

 薄毛の男性10人の頭皮に毎日1回、直接シアル酸を塗ると半年後、5人に育毛効果が表れ、女性10人のほおに4週間塗り続けると7人に肌の弾力がアップする効果もあったという。

すごい言い伝えや。ドイツ、恐るべし。

誰か牛に頭なめられた人がふさふさになったんやろか。
実例がなかったらこんな言い伝え、思いつきもせんもんなぁ、きっと。
唾液って色んな効力ありそうやもんね。

しかし、記事ももうちょっとちゃんと書いて欲しいもんだ。
表題は "発毛効果"。本文は "育毛効果"。
全然意味違うよなぁ。

これに限らず、研究者と言われる人達には本当に頭が下がります。

| | コメント (1) | トラックバック (0)